薄い素材で作られたレースカーテン
レースカーテンは、ポリエステルなどの素材を使った薄手のカーテンです。このようなカーテンには多様なデザインがあり、一般の家庭でも広く利用されています。レースカーテンを取り入れると、いろいろなメリットがあります。「直射日光が室内に入るのを防いでくれる」や「室温が保ちやすくなる」などは、こういったカーテンのメリットのひとつです。市販されているレースカーテンには、UVカット加工や花粉除去効果などのさまざまな機能を備えた商品が見られます。薄手のレースカーテンは、家で気軽に洗濯ができるのもメリットです。
洗濯の際にクリーニングにだす必要がある厚手のカーテンと違って、薄手のカーテンは洗濯機で丸洗いができることが多いです。
レースカーテンは厚地のドレープカーテンと組み合わせて使用する
レースカーテンは、厚手の生地で作られたドレープカーテンと組み合わせて使うのが一般的です。厚手のカーテンを使用せず、レースカーテンのみにすると、いろいろな問題が生じる可能性があります。たとえば、家のなかの様子が外から見えてしまう問題です。屋外が暗くなる夜にレースカーテンだけで過ごしていると、電気で照らされた室内のほうが明るいため、部屋のなかが外から見えてしまいます。また、冬にレースカーテンのみを使っている場合、暖房の効率が悪くなります。
レースカーテンには適度な保温性がありますが、気温が下がる冬は厚手のカーテンと組み合わせて使わないと室温を十分に維持できません。レースカーテンとドレープカーテンを両方取り付けておき、時間帯や季節に合わせて2種類を臨機応変に使い分けるのが、カーテンの上手な使い方です。